疑問符と感嘆符

平坦な日常を這うように生きる者の記録

梅雨の体調不良 低気圧と自律神経

梅雨に体調が悪くなったり気分が晴れない一因として低気圧と安定しない気温があります。

気圧が下がると血管の膨張や内耳にかかる圧力の低下から体が「今は活動に適した時期ではない」と判断し自律神経の副交感神経を働かせます。

これが急激に起こると体が対応しきれず色々な不調が生じます。また血管の膨張が脳内で起こると頭痛にもつながります。

寒暖の差が激しいときも、外気温に対応するために代謝を調整する自律神経が酷使され疲労が蓄積した結果うまく働かなくなるといったことがあります。

以上のように自律神経が乱れると、やる気が出なかったりよく眠れなかったりといった状態になってしまいます。

これらへの対策としては「自律神経を乱れにくくする」「乱れた自律神経を整える」という二つのアプローチをとる必要があります。

自律神経を乱れにくくする

まずは乱れにくくするための方法です。

基本としては整ったリズムで生活することです。

ただし一度不調になってしまうと食欲が減退したり寝つきが悪くなってしまうためリズムがどうしても狂ってしまうこともあります。その場合に関しては「乱れた自律神経を整える」の項目で詳しく述べます。

また、体を冷やさないことも重要です。

今の時期でも朝晩は意外と冷えますし冷房が効きすぎているところもありますので、普段は薄着でも少し寒いと感じたときに羽織るものはまだ出しておきましょう。

乱れた自律神経を整える

気候が原因で自律神経が乱れるときは副交感神経が優位になりすぎているという場合もあります。

副交感神経はリラックスするときに働くからいいんじゃないの?と思う方もいるかもしれませんが自律神経はどちらが働きすぎてもよくない影響を及ぼします。

だるいからといって1日中横になっていると交感神経がうまく働かず、よりだるさが強まってしまいます。

また、食欲がなくても何も食べないでいると血糖値が下がりすぎ乱れの原因になってしまうので、すこしでも小分けにしながら食べるようにしましょう。

乱れた自律神経を整える有効な手段としては巷にはいろんな手段があふれかえっていますが、個人的には散歩と読書を推します。

散歩は梅雨の時期は難しいかもしれませんが、副交感神経だけでなく交感神経もバランスよく刺激してくれるので、乱れた自律神経を整える効果は高いです。

読書は体勢などによってどちらが刺激されるかは変わりますが、自律神経の乱れの大きな原因となるストレスを解消する方法としては非常に有効です。

梅雨を乗り切ろう!

沖縄はもう梅雨明けしたらしいですね。

健康な習慣を作り憂鬱な梅雨を乗り切りましょう!