疑問符と感嘆符

平坦な日常を這うように生きる者の記録

散髪とパーソナルスペース

突然ですが、私は散髪が嫌いです。

いつから嫌いだったのかはわかりませんがとにかくかなり精神的ハードルの高い行為です。

一般に皆さんがどれほどの頻度で美容室なり理容室なり行かれるかは知りませんが、私は最低でも3か月は切らなくていいように切ってもらい、日常生活に支障をきたし始めてから1~2か月ほど我慢するのでだいたい4~6か月くらいの間隔で散髪をします。

ただ自分は髪が伸びるのがやや早いようで、ひと月に1.5~2cm程も伸びます。

そのため散髪直前は毎度前髪をかき分けかき分け視界を確保しているのではたから見たら相当うっとうしいことでしょう。

毎度さっさと髪を切ってしまいたいと思うのですが、理容室へ行くことを考えるとどうしても先延ばしにしてしまいます。

どうしてこうも散発嫌いなのか考えてみると、どうにも自分のパーソナルスペースが関係しているのではと思うのです。

私は昔からパーソナルスペースが本当に広く、他人が目の見える範囲にいる時点でそれがストレスに感じていました。ボディタッチなどもってのほかです。

自宅の、それも自室に一人でいるときでさえ完全にはリラックスできず、家族が完全に出はらって初めて開放感を感じることができます。

そんな私が他人に至近距離ではさみを向けられ、肉体の一部を切断されるとなったら尋常ではないストレスを感じるのも不思議ではありません。

どうにかして自分でできるようになりたいものですが失敗が怖いので練習もできず。

早く全自動散髪器が開発されないでしょうか……。